ロータス エリーゼ 2011年モデル受注開始

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ロータスカーズの正規輸入総代理店であるエルシーアイ株式会社は6月24日より『エリーゼ』の2011年モデルを発売、9月よりデリバリーを開始すると発表した。

3月のジュネーブモーターショーで発表された2011年モデルは特にフロント周り、バンパーやヘッドライトのデザインを変更することで『エヴォーラ』のイメージに近づき、ワイドですっきりした印象となった。また、エンジンカバーやリアバンパー等のエクステリアなどが変更され、空気抵抗係数(CD値)を4%低減、燃費性能向上にも貢献する。

エントリーモデルに新搭載される1.6リットル「1ZR-FAE」エンジンは、これまでの「エリーゼS」搭載の1.8リットル「1ZZ-FE」より小型にもかかわらず同レベルのパワー(136ps/6800rpm)を発生。また、最大トルクは16.3kg/m/4400rpm(エリーゼSは17.6 kg/m/4400rpm)となる。広報資料によると、このエンジン搭載により燃費は約16.3km/リットルとエリーゼSより23%以上も向上、CO2排出量は13%以上も削減されており、パフォーマンスのみならず環境にも配慮したスポーツカーとなっている。

3つのグレードを設定、価格はエントリーモデルの「エリーゼ」(1.6リットル1ZR-FAEエンジン)の510万円、「エリーゼR」(1.8リットル「2ZZ-GE」エンジン)588万円、「エリーゼSC」(1.8リットル2ZZ-GE+スーパーチャージャーエンジン)の680万円となる。

エルシーアイによると、2011年モデルは来年3月までに200台の販売を予定しているという。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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