奈良県警は6月28日、交通トラブルから女性の乗ったクルマを執拗に追走したとして、奈良県大和郡山市内に在住する55歳の男を飲酒運転の現行犯で逮捕している。男はクラクション鳴動を追走の理由としているようだ。
奈良県警・田原本署によると、逮捕された男は6月28日の午後11時ごろ、天理市内の国道24号を走行中にトラブルとなった35歳の女性が運転するクルマを執拗に追い回した疑いがもたれている。
女性のクルマはそのまま同署に逃げ込んできたが、男のクルマもこれを追って同署に到着。接遇した署員が女性の訴えを受け、職務質問しようとしたところ、男の呼気が酒臭いことに気づいてアルコール検知を実施。酒気帯び相当量のアルコール分を検出したとこから、道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕している。
逮捕されたのは55歳の男。調べに対しては「クラクションを鳴らされたので腹が立った」などと供述しており、警察では女性からも事情を聞いてトラブル発生の経緯を調べている。