【VW クロスポロ 新型発表】遊び心あふれるSUVスタイル

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フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは29日、新型『クロスポロ』を発表した。どちらかと言えば優等生的なポロに対し、クロスポロはよりファッション性や趣味性を高めた仕様とすることで、アクティブなライフスタイルや考え方を持つユーザーに向け訴求、ポロシリーズの販売強化を目指す。

クロスポロはポロの派生車種ながら、先代モデルは2006年9月の日本導入当初は販売の15%を占め、3年間で3500台以上を販売した。ポロはこれまで女性ユーザーの比率が多かったモデルだが、クロスポロについては力強いスタイルとポップなカラーが好評を博し、男女比率はほぼ半々だったという。

エクステリアは先代のコンセプトと同様で、シルバールーフレール、フロントアンダーカバー、樹脂製のホイールハウスエクステンション、シルバードアミラーなどを装備し、SUVテイストのスタイリングを実現している。エクステリアカラーは専用色の「マグマオレンジ」をはじめ、「フラッシュレッド」、「ディープブラックパールエフェクト」、「リフレックスシルバーメタリック」の全4色。

ポップなカラーはエクステリアだけでなくインテリアにも採用。エクステリアカラーに対応した「オレンジ」、「ラテマキアート」、「グレー」の3色を設定し、個性的かつ質の高い室内空間を演出している。

よりアクティブな走行環境を想定し、ポロに対し最低地上高は15mm、全高は30mm高められた。ボディサイズは全長4000mm、全幅1710mm、全高1505mm。それでいて扁平率の高いスポーティな17インチ大径アルミホイールを履いているミスマッチ加減が、遊び心とファッション性をアピールするポイントなのだという。ちなみに駆動方式はノーマルと同じ前輪駆動だ。

エンジンはポロと同じ1.2リットルTSIエンジンを搭載。7速DSGが組み合わされ、10・15モード燃費は18.6km/リットルを実現した。低排出ガス基準4つ星認定と合わせてエコカー減税50%と購入補助金の対象となっており、合計で最大約32万円の購入補助を受ける事ができる点もユーザーにとって大きなメリットだろう。本体価格は260万円。

《宮崎壮人》

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