【パイクスピーク】横浜ゴムチームがEVの歴代記録を更新

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オリジナルEVレーシングカーHER-02
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横浜ゴムは、電気自動車(EV)で参戦した「2010パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムレース」で参戦2年目に電気自動車の歴代記録を更新した。ドライバーは塙郁夫選手。

タイムはこれまでのEVの記録14分33秒10を1分15秒以上上回る13分17秒57だった。

同レースは27日にアメリカ・コロラド州で開催された。世界で最も有名なヒルクライムレースで別名「雲に向かうレース」と呼ばれている。標高4301mのパイクスピークを舞台に、スタート地点から頂上まで約20kmを一気に駆け上がり、そのタイムを競う。

今回は三洋電機製リチウムイオンバッテリーとACP(米国)製交流モーターを搭載したオリジナルEVレーシングカー「HER-02」を開発して参戦した。タイヤは環境性能をプラスした次世代タイヤのプロトタイプを使用し、ドライバーは世界的なオフロードレースで活躍する塙郁夫を起用した。

レース当日はスタート直後から安定した走行を続けノートラブルでフィニッシュ。横浜ゴムのプロトタイプタイヤはターマック(舗装路)やグラベル(未舗装路)などさまざまな路面が混在するコースでも安定的な走行を強力にサポートしたとしている。

《レスポンス編集部》

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