トルコGPで4 - 5位とダブル入賞を果たし、速さではレッドブルやマクラーレンに遠く及ばないものの、着実な前進ぶりを見せたメルセデスGP。
一度はジェンソン・バトンへのオーバーテイクを成功させ、4位でフィニッシュを果たしたミハエル・シューマッハにとっても、非常に満足度の高いレースとなったようだ。
「スタート直後にジェンソンを捉えることができ、レースは期待した通りに進んだよ。残念ながらフォーメーションラップのスピードが遅く、タイヤ内圧が下がってしまったため、スピードのあるジェンソンを長く抑えることはできなかったことが悔やまれるけどね」
「1周目は苦戦したけれど、その後は調子も上がって、セバスチャン(ベッテル)がリタイアしたおかげで、順位を一つ上げることができた。それ以上の可能性はなかったと思うけど、着実な進歩が見られたポジティブなレースだった。フェラーリの前でフィニッシュできて満足だよ」とシューマッハは感想を語った。