日産自動車は、6月1日付けの組織改正で「バッテリー事業本部」を新設した。
同社は今年12月に量産型電気自動車専用モデル『リーフ』を市場投入するなど、次期環境自動車で本命視されている電気自動車の生産・販売を本格化するが、欧米の自動車メーカーや新興市場の自動車メーカーも含めて電気自動車の競争は激化する見通し。トヨタ自動車がテスラモーターズと提携したのも、テスラが開発・生産するバッテリーに注目していることが背景にある。
電気自動車の「善し悪し」を決めるのは「バッテリー」と言われており、バッテリーが重要なキーデバイスとなる。このため、バッテリーの開発・生産体制を強化する部署を新設して、競争力のあるバッテリーを電気自動車向けに供給する。
なお、日産はNECとバッテリー分野で提携している。

 
    
 
          
 
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