VW ゴルフトゥーラン、改良モデルが欧州で発売

自動車 ニューモデル 新型車
トゥーラン(日本名:ゴルフトゥーラン)
  • トゥーラン(日本名:ゴルフトゥーラン)
  • トゥーラン(日本名:ゴルフトゥーラン)
  • トゥーラン(日本名:ゴルフトゥーラン)
  • トゥーラン(日本名:ゴルフトゥーラン)
  • トゥーラン(日本名:ゴルフトゥーラン)
  • トゥーラン(日本名:ゴルフトゥーラン)
  • トゥーラン(日本名:ゴルフトゥーラン)

フォルクスワーゲンは5月31日、欧州において、大幅改良を施した『トゥーラン』(日本名:『ゴルフトゥーラン』)を発売した。最大27%の燃費改善を実現している。

トゥーランは2006年、最初のフェイスリフトを受けているが、今回は2度目の大幅マイナーチェンジ。フォルクスワーゲンの最新デザインDNAを導入し、フロントマスクはゴルフと共通イメージに変身した。MPVクラス初のバイキセノン型アクティブヘッドライト、「ダイナミックライトアシスト」をオプション設定。合計12のLEDは、デイタイムランニングライトの機能も備える。

ガソリンエンジンは、直噴1.2リットル直列4気筒ターボ「TSI」が、最大出力105ps、最大トルク17.8kgmを発生。欧州複合モード燃費は15.62km/リットル、CO2排出量は149g/kmだ。直噴1.4リットル直列4気筒ターボ「TSI」には、最大出力140psと170psの2種類のチューニングが存在。170ps仕様は、7速DSGを組み合わせる。

ディーゼルエンジンは、直列4気筒ターボディーゼルで、すべて最新世代のコモンレールダイレクトインジェクションを装備。1.6リットル(90ps)は、欧州複合モード燃費19.6km/リットルだ。1.6リットル(105ps)には、「ブルーモーション」が設定され、欧州複合モード燃費21.74km/リットル、CO2排出量121g/kmと、クラストップの環境性能を実現。従来比で、最大27%の燃費改善に相当する。

インテリアは素材の見直しや、インパネ形状の一新で、高いクオリティを表現。3本スポークステアリングホイールやDSGシフトレバーのデザインも新しい。7名乗りの3列シートには、簡単にシートが折り畳める「イージーホールド」と呼ばれる新機構が採用された。

トゥーランは2003年秋の発売以来、全世界で累計113万台以上をセールス。ドイツ国内の小型MPV市場におけるシェアは、47%と圧倒的である。今回のマイナーチェンジにより、トゥーランがロングセラーモデルとなるのは確実だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集