線路に転落のトラック、通過列車とも衝突

自動車 社会 社会

24日未明、広島県東広島市内の市道を走行中の中型トラックが路外に逸脱。ガードパイプを突き破ってJR山陽本線の線路上に転落する事故が起きた。トラックはさらに通過中の上り貨物列車と衝突。運転していた62歳の男性が軽傷を負っている。

広島県警・東広島署によると、事故が起きたのは24日の午前3時ごろ。東広島市八本松町飯田(N34.26.32.3/E132.41.7.0)付近の市道で、交差点を右折しようとしていた普通トラックが曲がりきれず、突き当りを直進。そのまま約3m下のJR山陽本線の線路に転落した。

この直後、上り貨物列車(福岡貨物ターミナル駅発/大阪貨物ターミナル駅行き、23両編成)が衝突。トラックは架線柱をなぎ倒しながら中破したが、運転していた62歳の男性は転落の際に軽傷を負ったものの、列車との衝突前に車外へ脱出。列車の機関士2人にケガはなかった。

現場は線路側へ向かって緩やかな下り坂。事故当時は雨が降っていた。警察では速度超過や漫然運転が事故の主因とみている。

この事故の影響で、山陽本線の下り線は現場を含む一部区間で約4時間。上り線は約9時間に渡ってストップした。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース