コマツユーティリティは25日、フォークリフト『FD35』など7車種のステアリングシリンダに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2008年8月4日 - 09年12月9日に製作された53台。
フォークリフトのかじ取り装置で、ステアリングシリンダ内部に備えられているピストンシールの強度が不足しているため、シールが早期に摩耗する場合があり、ステアリングシリンダ内部でオイルが漏れ、かじ取り操作ができなくなるおそれがある。
全車両、ステアリングシリンダとステアリングバルブを対策品と交換する。
不具合発生件数は2件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。