日本精工は21日、経済発展が続く中国での事業を拡大するため、軸受を製造する子会社を設立すると発表した。
中国で、環境・インフラ・資源関連向け大形軸受の成長が見込まれることから、これらを製造する子会社を現地に設立する。中国市場に対し、品質の高い大形軸受をタイムリーに供給し、産業機械軸受事業の拡大を図る。
新会社の社名は未定で、7月にも設立する予定。資本金は2億元(約30億円)で、日本精工が100%出資、約100億円を投じて工場を建設する。従業員数は当初100人でスタートし、300人に増やす。工場の稼働は今年12月の予定。