F1スペインGP決勝で残り2周の時点で2位を走行しながら、左フロントタイヤのトラブルでリタイアに終わったマクラーレンのルイス・ハミルトン。
「非常に残念だ。僕にとっては本当にいいレースだったんだ。とても楽しめていたし、前進できたことは良かった。コンストラクターズチャンピオンシップにおいてもドライバーズチャンピオンシップにおいても、チームにとって完璧な結果となるはずだったのに、何がなんだかわからない」
「僕はフィニッシュに向けてクルージングしていたんだ。マーク(ウェーバー)に追いつくのは不可能だったけれど、残り2周でああいうことが起きて、ただただ驚いている。でもこれがモーターレーシングというもの。頑張り続けるしかないさ」
2位に入れば最大のライバルであるチームメイトにしてポイントリーダー、ジェンソン・バトンとの差を詰めるチャンスだっただけに、本人も悔しさをにじませていた。
なおトラブルの原因は、ホイールリムとアップライトの間に小石が挟まってパーツが破損したのではないかという説が濃厚だ。