トヨタ自動車の今期(2011年3月期)の連結決算業績見通しは、最終利益が前年同期比48.0%増の3100億円と大幅増益を見込んでいる。
今期の車両販売台数は同0.7%増の729万台と低い伸び率を想定している。海外販売はアジア、中南米で販売を伸ばし、同5.8%増の537万台を見込んでいるが、国内販売がエコカー補助金制度の打ち切りで同11.2%減の192万台に落ち込む見通しなため。
売上高は同1.3%増の19兆2000億円と微増を予想。
営業利益は同89.8%増の2800億円、税金等調整前当期純利益が同13.2%増の3300億円となる見通し。
為替水準は1ドル=90円、1ユーロ=125円を想定している。