三洋電機は、2011年3月期から2013年3月期までの中期計画を策定した。
同社の経営を取り巻く環境が変化し、さらにパナソニックグループの中でシナジーを確実に発揮して持続的な成長を図ることが重要なことから、新しい3カ年の中期計画を策定した。
計画では、パナソニックグループビジョンの「エレクトロニクス・ナンバー1の環境革新企業」を共有、「シナジーの発揮による高収益企業への基盤確立」を目指し、次代を支えるエネルギービジネスに経営資源の集中する。また、成長の原資を獲得するため収益源となる事業の競争力を強化する。経営体質の徹底強化は継続し、キャッシュフロー創出力を強化する。
加えて、事業面、機能面のパナソニックとのシナジーを発揮し、戦略・施策をより強力に推進する方針だ。
計画の数値目標では2013年3月期に連結で売上高2兆円、営業利益900億円を目指す。