キアモータースアメリカは3日、4月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は3万0036台。前年同月比は17.3%増となり、10か月連続で前年実績をクリアした。
乗用車系では、09年に新発売した小型セダン&クーペの『フォルテ』が、5807台を販売。小型トールワゴンの『ソウル』も、前年同月比61.8%増の5223台と人気を集める。4月のニューヨークモーターショーで新型を発表したばかりのミッドサイズセダン、『オプティマ』も、モデル末期ながら36%増の2912台と健闘した。
SUV系では、1月にモデルチェンジした『ソレント』が8529台を販売。前年同月比は253.9%増と大幅な伸びが続いており、キアの米国における最量販モデルに君臨する。
キアの今年1 - 4月米国新車セールスは、前年同期比12.9%増の10万6732台。今年は『スポーテージ』、『フォルテ5ドア』、オプティマの3つの新型車を投入する計画だ。キアモータースアメリカのB.M.Ahn社長兼CEOは、「個性的なデザインや高いクオリティを顧客は評価している」と語っている。