スズキ キザシにターボコンセプト

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コンセプトターボ キザシ
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アメリカンスズキモーターは、『キザシ』にターボチャージャーを追加した『コンセプトターボキザシ』を製作。4月30日、米国人気ケーブルテレビチャンネルで、そのテスト映像がオンエアされた。

このキザシは米国のモータースポーツ専門ケーブルテレビジョン、『スピードチャンネル』の人気コーナー、「テストドライブ」用に製作された1台。米国でスズキ車用アフターパーツを手がけるロードレースモータースポーツ社が、「GTS」グレードをベースに、エンジンや足回りなどをトータルチューンした。

2.4リットル直列4気筒ガソリンエンジンには、「16G」と呼ばれるターボチャージャー、大容量インタークーラー、ブローオフバルブ、スプレーインジェクターなどを追加。さらに、専用マニホールド&エアインテーク、大口径エグゾーストなどを採用した。エンジンコンピューターも、プログラムを変更する。

これらのチューニングの結果、最大出力は290psとノーマルの188psから102psパワーアップ。足回りは、オリジナルスプリングやダンロップ製19インチタイヤで強化。デルタテックエンジニアリング製のリアスポイラーも装備している。

ロードレースモータースポーツは、「サーキットでのラップタイム短縮がチューニングの狙い」と説明。アメリカンスズキモーターから市販に関するアナウンスはないが、このコンセプトターボが、キザシのスポーツイメージ向上にひと役買ったのは間違いない。

《森脇稔》

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