テロ防止対策として、7月をめどに成田空港に試験設置するボディスキャナーについて議論する「ボディスキャナー実証実験実行委員会」が26日、国土交通省で開催された。
今回は、試験設置に参加を望むボディスキャナーメーカーと輸入代理店が、それぞれ自社製品についてプレゼンテーションを行った。国内は1グループのみ。アメリカ2社、ドイツとイギリス各1社の計5社。
プレゼンを実施したメーカーは下記のとおり。
●L3社(米)…マネキンタイプを含むアクティブ型
●スミス・ハイマン社(独)…マネキンタイプを含むアクティブ型
●東北大学・マスプロ電工・中央電子共同開発(日)…パッシブ型
●ブリジョー社(米)…パッシブ型
●スルービジョン社(英)…パッシブ型
なお、発表時未定だった同委員会の委員は23日、以下の7人と発表された。次回の委員会は5月中をめどに開催される。
板橋功:(財)公共政策調査会第一研究室長
大沢秀介:慶応大学法学部教授
草間朋子:大分県立看護科学大学学長
中村順:科学警察研究所法科学第二部長
保田眞紀子:弁護士
高橋清孝:内閣官房危機管理室審議官
前田隆平:国土交通省航空局長