三菱ふそうトラック・バスは20日、大型バス『エアロエース』『エアロクィーン』およびニッサンディーゼル(現UDトラックス)ブランドの大型バス計3車種のスイング式トランクリッドに不具合があるとして、国土交通省に改善対策を届け出た。
対象となるのは、2007年9月4日 - 10年3月4日に製作された1598台。
スイング式トランクリッドのステーダンパー取付金具の強度が不足しているため、トランクリッドの開閉操作により金具に亀裂が発生し、金具が破損してトランクリッドを保持できなくなるおそれがある。
全車両、車体側のステーダンパー取付金具を対策品と交換する。また、寒冷地仕様車は併せてステーダンパーとヒンジアームを対策品と交換する。
不具合発生はなく、社内情報でわかった。事故は起きていない。