中国の江淮汽車(JAC)は25日に開幕する北京モーターショーにおいて、『JAC 4コンセプト』を披露すると発表した。
江淮汽車は1964年、安徽省に設立。中国の民族系自動車メーカーで、トラックなどの商用車を得意とする。年間生産台数は、約45万台。ミニバンの『瑞風』は、中国MPV市場においてトップシェアを誇る人気だ。日本には2006年、JAC設計センターを置いている。
JAC 4コンセプトは、未来のシティコミューターを提案。2シーターの3ドアハッチバックのデザインは、イタリアのデザイン部門が設計。トヨタ『iQ』、スマート『フォーツー』、フォルクスワーゲンの『Up!』のモチーフを取り入れたようなデザインだ。このあたりは、模倣を得意とする中国メーカーらしい部分といえる。
パワートレインに関しては、小排気量エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドを搭載。その詳細は、25日に開幕する北京モーターショーで明らかになる。