テスラ ロードスター、モンテカルロ代替燃料車ラリーで優勝

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米国テスラモータースは29日、モナコで開催された「FIAカップ・モンテカルロ代替燃料車ラリー」において、『ロードスター』が初優勝したと発表した。

テスラ・ロードスターは、2006年7月にデビュー。米国シリコンバレーに本社を置くテスラモータース(2003年設立)が、ロータス『エリーゼ』をベースに開発したスポーツカーで、最大の特徴は電気モーターのみで走行するEVという点だ。

また同社は2009年1月、ロードスターに『スポーツ』グレードを追加。モーターは最大出力288ps/4400 - 6000rpm、最大トルク40.8kgm/0 - 5100rpmというスペックで、0-96km/h加速3.7秒という驚異的な加速性能を実現する。最高速はリミッターにより、201km/hに制限。1回の充電で、最大393kmを走行可能だ。米国での価格は、11万0950ドル(約1030万円)からである。

FIAカップ・モンテカルロ代替燃料車ラリーは、26 - 28日の3日間、モナコを拠点に開催。F1サーキットやワインディングを含む3ステージが用意され、エントリーした96台が、総走行距離1000km以上を走破した。

テスラロードスターは2台が出走。そのうちの1台をドライブしたのは、元F1ドライバーのエリック・コマス氏だ。F1に63回参戦した豊富な経験を持つエリック・コマス氏のテクニックのおかげもあり、ロードスターは、同ラリーを制した最初のEVとなった。

ラリーを終えたコマス氏は、「1000km以上を走り抜いて、充電にかかった電気代が24ユーロ(約3000円)というのは驚き」とコメントしている。

《森脇稔》

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