28日のオーストラリアGP決勝で6位走行中、いち早くスリックタイヤに履き替える作戦が功を奏して見事、今季初優勝を達成したディフェンディングチャンピオンのマクラーレン、ジェンソン・バトンがその喜びを語った。
「コンディションを感知するのはドライバーの方がずっと向いているからね。バランスが良くなかったし、タイムロスをしている場所が数か所あったから、“よし、スリックで行ってみよう”って思ったんだ」
「ピットに入ったときは、あまりに水溜りが大きいんで、失敗したかな、と思った。でも実際にはいいペースで他をオーバーテイクすることができた。正しい判断を自ら下すことができてうれしいよ」
「マシンに慣れるには少し時間がかかったよ。チームは最高だけど、コックピット内部に適応するのには少し時間が必要だったんだ。新天地で勝利できたことに特別な思いがあるよ。今回自信が得られたことは大きい。今後もこの調子を維持したいね」とバトンはコメントしていた。