ソフトバンクモバイルとオリックス自動車は29日、携帯電話販売事業とカーシェアリング分野で業務提携を行うことを発表した。ソフトバンクショップでのカーシェアリング実施も検討する。
ソフトバンクモバイルは、2010年4月1日から関東エリアのソフトバンクショップのうち7店舗で、オリックスカーシェアリングの会員獲得に向けた入会キャンペーンの告知や申込案内を実施する。将来は、カーシェアリング展開エリアへの順次拡大、駐車場保有ショップでカーシェアリング車両設置も検討する、としている。
また、今回の提携にともないキャンペーンを実施。ソフトバンク携帯電話ユーザーにはオリックスカーシェアリングの入会特典を、オリックスカーシェアリング会員には、丸の内、京都、名古屋、大阪で実施されるカーシェアリング説明会でソフトバンク携帯電話の新規契約時の特典を用意。ソフトバンクユーザーとオリックスカーシェア会員、双方の拡大を目指す。
オリックス自動車は3月26日より、iPhone向けの国内初カーシェアリングアプリをApp Storeで無料公開している。また5月からはiPhone向け車載器をオリックスのカーシェアリング車両、レンタカー車両へ順次導入する予定。
両社は今後、オリックス自動車のリテール事業であるレンタカー、マイカーリースの分野でも新たな取組みを実施する考えだ。