トヨタ紡織、川島織物セルコン、豊田通商の3社は24日、自動車の内装材事業を統合する日程を当初の計画よりも3か月先送りすると発表した。
3社は輸送用内装事業を統合するため、4月1日付けで川島織物の自動車などの内装材事業、トヨタ紡織の輸送機器用内装材事業をそれぞれ分社化して、新会社TBカワシマに移管する予定だった。これを7月1日付けに先送りする。
3社は、事業統合に向けて各国の競争法に基づいて必要な手続きを進めてきたが、現時点で海外で独占禁止法の審査が継続している国があるため、統合を予定よりも延期するとしている。