【メルセデスベンツ Eクラスワゴン 発表】ワゴン独特の空力特性

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5代目となったメルセデスベンツ『Eクラスワゴン』のエクステリアは空力特性を重視しながらデザインされている、とメルセデス・ベンツ日本トレーニング部セールス・トレーニング課、田口将人さんは話す。

その一例として、田口さんはテールレンズをあげる。「ワゴンのボディは独特の空力特性となります。そのテールレンズはセダンの場合凹凸はありませんが、ステーションワゴンは昔からの伝統的な凹凸のあるテールレンズを用いているのです。これは、自車の空力特性を踏まえつつ、かつ、泥はねなどの被視認性をも重視してデザインが成されているからです」という。

また、「以前のモデル(S211)は、サイドから見たときのテール部分の(輪郭)処理が丸いデザインでしたが、今回は角ばったスクエアなデザインとなりました」と話す。これは、より垂直に近く立ち上げ大型化したフロントグリルやライトとの統一感を出すためだという。そのDピラーは下方へ向け徐々に細くすることによって機能性やスタイリッシュさをも感じさせるようデザインされている。

なお、Eクラスワゴンのユーザー像は、当然既存ユーザー(従来型車)をベースとするものの「40代から50代、1000万円以上の年収の方。ゴルフなど皆でどこかへ出かけるのが好きなユーザーがターゲットです。セダンよりも若くアクティブなユーザーが多いのがステーションワゴンの特徴だと思います」といい、「(競合他車と比較し、デザインやクルマの性能、そして荷室の容量も勝っているので、そういったところをアピールしていきたい」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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