三菱『RVR』は、「ジャストサイズのコンパクトSUV」をコンセプトに開発された。『アウトランダー』をベースとし、ホイールベースは2670mmと同じながら前後オーバーハングを切り詰め、広い室内空間と取り回しの良さを両立した。ボディサイズは全長4295mm、全幅1770mm、全高1615mm。
SUVながら優れた環境性能を実現しているのも新型の特徴。1.8リットルMIVECエンジンに6速スポーツモードCVTを組み合わせ、減速エネルギー回生システムや空力性能の向上などにより2WDで15.2km/リットル、4WDで15.0km/リットルを実現した。最高出力は139ps、最大トルクは172Nmだ。
ヘッドライトには、従来の約1.4倍ワイドに照らすことができる新採用の「スーパーワイドHIDヘッドライト」を装備。昼間は開放感を、夜間はムーディな室内空間を演出す る「パノラマガラスルーフ(LEDイルミネーション付)」、スマートなエンジン始動を実現する「エンジンスイッチ」を新たに採用するなど、コンパクトカーでありながら上質な装備を充実させた。