重傷ひき逃げ容疑で91歳の男を逮捕

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5日朝、熊本県上天草市内の国道266号で、道路を横断していた42歳の女性が進行してきた軽トラックにはねられる事故が起きた。女性は重傷を負ったが、クルマは逃走。警察は後に同市内に在住する91歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

熊本県警・上天草署によると、事故が起きたのは5日の午前8時10分ごろ。上天草市大矢野町上(N32.34.37.9/E130.25.36.5)付近の国道266号で、青信号に従って横断歩道を歩いていた同市内に在住する42歳の女性に対し、交差点を左折進行してきた軽トラックが衝突した。

女性は数メートル弾き飛ばされて頭部を強打。近くの病院に収容されたが、頭蓋骨などを骨折する重傷を負った。

クルマはそのまま逃走したため、警察は重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。周辺での捜索を実施したところ、現場近くのショッピングセンター駐車場で衝突痕のある軽トラックを発見。クルマに戻ってきた同市内に在住する91歳の男から任意で事情を聞いたところ、事故への関与を大筋で認めたことから、6日に自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

調べに対して男は「ぶつかったことはわかっていたが、病院の診察時間に遅れそうなのでそのまま走った」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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