パイオニアは、ホンダを引き受け先とする第三者割当増資で、ホンダの払込日が3月23日に決定したと発表した。
パイオニアは昨年4月にホンダが第三者割当増資を引き受けることで合意したものの、パイオニアの財務面での経営再建計画がはっきりしなかったことからホンダが出資を先送りしていたが、合意からほぼ1年を経てようやく実現する。
ホンダはパイオニアの株式1470万株を1株当たり170円で引き受ける。調達資金の総額は24億8125万円となる。これらはカーエレクトロニクス事業での研究開発費に充当する。
ホンダは出資後は、パイオニアへの出資比率が4.50%となり、シャープに次ぐ第2位の株主となる予定で、パイオニアとホンダはテレマティクスサービス事業などで連携を強化する。