トッパン・フォームズは、薄くて軽いフレキシブルな発電シート「フレックソーラー」の展開例を紹介。表面に同シートを貼り付けたブリーフケースやクリヤフォルダーなど、各種充電に便利なビジネスアイテムや、電源を持ちあわせた広告・POPとしての商品例などを展示した。
フレックソーラーは、厚さ0.5mm以下、1平方mあたり約500gという軽薄シートでできていて、丸めたり巻きつけたり、吊り下げて使うことができる。曇りの日や室内光の入射角が浅い場合も発電ができるというメリットもある。
担当者は、「フレックソーラーのクルマへの応用もいろいろ考えられる。例えばサンシェードとして使用すれば、携帯電話や小型ゲーム機、PDAなどが駐車中に充電できるだろう」と話す。
エンジンを止めてアクセサリー電源を使用したりするとバッテリーにも負担がかかる。こうした素材が車内グッズへと展開されれば、車内での電源の使い方の幅もぐっと広がるだろう。
PV EXPO 2010(国際太陽電池展)は5日まで、東京ビッグサイトでFC EXPO(国際水素・燃料電池展)と同時開催。