アメリカン航空、羽田空港への定期便運航を申請

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米アメリカン航空は16日、米国運輸省に対して、10月1日から開始される羽田空港の発着枠拡大に向け、毎日2便の定期便(通年)の発着枠割り当てを申請した。ニューヨークのジョン・F. ケネディー国際空港(以下JFK)およびロサンゼルス国際空港から羽田への就航を計画している。

アメリカン航空は現在、ボーイング「777」型機を使用して成田空港とシカゴ(1日1便)、ダラス/フォートワース(1日2便)、ロサンゼルス(1日1便)、ニューヨークJFK(1日1便)を結ぶノンストップ便を運航している。

さらにアメリカン航空と同じワンワールドに加盟する日本航空は現在、成田とシカゴ、ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコ間で、アメリカン航空と共同運航便を運航している。アメリカン航空と日本航空は共同で12日に、日米を結ぶ太平洋路線での独占禁止法の適用除外(ATI)を米国運輸省に申請しており、承認が得られれば共同事業を強化する方針だ。

同じくワンワールドのパートナーであるブリティッシュ・エアウェイズも日本航空との共同事業の用意がある。共同事業の一環としてロンドンのヒースロー空港と羽田空港との間の新路線就航の実現を目指すという。

《高木啓》

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