オリックスカーシェアリング、iPhoneでARナビを体験

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カーシェアリング iPhoneアプリ
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  • 松村慎一郎COO
  • 三谷英司社長

オリックス自動車がアップル『iPhone3G/3GS』向けに開発した『カーシェアリング iPhoneアプリ』は、拡張現実を体験できるAR(augmented reality)機能を搭載している。

拡張現実(AR)は、町の風景にエアタグをつける『セカイカメラ』や最寄りの地下鉄駅の方向と距離を矢印で示す『東京の地下鉄(Tokyo Underground)』など、iPhone向けサービスとして続々とアプリが開発されている。それらサービスでは、さながらマンガ『ドラゴンボール』で相手の戦闘能力を表示する「スカウター」のような不思議な感覚が体験できる。

今回発表されたカーシェアリング iPhoneアプリでは、iPhoneのカメラにより映し出された実際の映像の上に、目的地までの方向や距離をサーバーからのデータと重ね合わせることで、カーステーションまでの道案内を可能としている。

実際に、会場に用意されたiPhoneを手にすると、会場の風景にカーステーションまでの距離と方向が示されていた。室内のみのデモだったので室外での実用性については未知数だが、ナビゲーションの未来を見たような気がする。

現在のところ、カーシェアリングサービスのカーステーションまでのナビゲーションとして利用することができるが、それだけにとどまるにはもったいない機能だ。

同アプリの開発を担当したMOVIDA JAPANの松村慎一郎COOは、「通常のナビゲーションアプリとして発展することはないか?」との問いに対して、技術的な課題がいくつかあるとしながら「おもしろいアイデアですね」と前向きな姿勢を見せた。

もしかしたら、将来的にARナビゲーションというものが登場してくるかもしれない。

同アプリは無料でダウンロードでき、iPhone3G/3GSで利用できる。ただしAR技術によるナビゲーションについては、電子コンパスを搭載する3GSが必要だ。3月中旬に正式公開されるアプリでは、非会員でも「ARモードお試し検索」機能が用意されるようなので、一度体験してみるとその不思議な感覚を実感できるだろう。

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