イチタンが発表した2009年4 - 12月期(第3四半期累計)の連結決算は、営業損益が3億4600万円の赤字となった。前年同期は4600万円の赤字で赤字幅が拡大した。
売上高は主要生産品目である自動車部品を中心に売上の拡大に努力した結果、前年同期比0.2%増の82億4000万円とほぼ横ばいだった。
損益では売上原価の増加が収益を圧迫、経常損益は3億7100万円の赤字、当期損益は3億7400万円の赤字だった。
通期業績見通しは親会社の富士重工向けのCVTの受注が予想以上となる見通しから上方修正した。売上高が同16.7%増の115億円、営業赤字が1億8000万円、経常赤字が2億2000万円、最終赤字が2億3000万円となる見通し。