トヨタ自動車が発表した2009年4 - 12月期(第3四半期累計)の連結決算は、当期純利益が前年同期比70.4%減の972億3300万円となり、大幅減益ながら黒字となった。
売上高は同19.6%減の13兆6705億3300万円と大幅減収となった。連結販売台数は北米、欧州、アジアで落ち込み同14.7%減の519万5000台と低迷したため。
営業利益は固定費の削減で4700億円、原価低減で3600億円の増益効果があったものの、台数の減少とモデルミックスの悪化で7000億円、為替差損が3300億円あったため、同76.4%減の522億5000万円だった。
税金等調整前純利益は同54.3%減の1619億1200万円だった。
10 - 12月期は、前年同期は赤字だったが売上高が同10.2%増と大幅増収となり、利益段階でも全て黒字となり、四半期当期純利益は1532億円にまで回復した。