1日深夜、福岡県北九州市八幡西区内にある筑豊電鉄線の踏切で、遮断機や警報機が作動した後に踏切内へ進入してきた乗用車と、通過中の下り普通列車が衝突した。クルマは中破し、乗っていた2人が重軽傷。列車の乗客2人も軽傷を負っている。
福岡県警・八幡西署によると、事故が起きたのは1日の午後11時55分ごろ。北九州市八幡西区桜ケ丘町(N33.51.45.9/E130.45.22.5)付近にある筑豊電鉄線の踏切で、遮断機や警報機が作動した後に踏切内へ進入してきた乗用車と、左方向から進行してきた通過中の下り普通列車(黒崎駅前発/楠橋行き、2両編成)が衝突した。
クルマは左側面を中心に中破。助手席に同乗していた八幡東区内に在住する37歳の男性が骨盤骨折の重傷。クルマを運転していた小倉南区内に在住する36歳の男性が打撲などの軽傷。列車の乗客2人も車内で転倒し、打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されている。
現場は遮断機と警報機が設置された踏切。遮断機はすでに下がりきっていたが、クルマは止まらずに進入していったという。