無人で滑走、トラックが高齢女性を下敷きに

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1日午後、鹿児島県薩摩川内市内の市道を歩いていた82歳の女性が、道路に隣接する病院の敷地内から無人状態で滑走してきた中型トラックにはねられる事故が起きた。女性はまもなく死亡。警察はトラックを運転していた47歳の男性から事情を聞いている。

鹿児島県警・薩摩川内署によると、事故が起きたのは1日の午後1時ごろ。薩摩川内市原田町(N31.49.25.4/E130.18.32.8)付近の市道を歩いていた同市内に在住する82歳の女性に対し、道路に隣接する病院の敷地内から無人状態で滑走してきた中型トラックにはねられた。

女性はトラックの下敷きとなって全身を強打。現場の病院に収容されたが、約1時間後に死亡した。警察では直前までこのトラックを運転していた鹿児島市内に在住する47歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。

トラックは配送のために病院を訪れ、敷地内のロータリーにエンジンを切った状態で駐車されていた。運転手は助手を務める20歳の男性とともに車両を離れ、数分後に戻ったところ、トラックは市道に向けてゆっくりと動き出すトラックを目撃していた。事故はその直後に起こったようだ。

ロータリー部分は水はけを目的として、市道へ向けて約1-2度の緩やかな傾斜になっていたという。警察では事故発生の詳しい経緯を調べている。

《石田真一》

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