トヨタ車体が発表した2009年4 - 12月期(第3四半期累計)の連結決算は、営業利益が前年同期比31.0%減の81億1400万円と大幅減益となった。
受託生産台数は『プリウス』や『ヴォクシー』、『ノア』が増加したものの、その他の車種が減少し同18.3%減の47万5000台となった。売上高は売上げ台数の減少で同23.2%減の1兆0671億0700万円となった。
収益も売上げの大幅な減少の影響で経常利益は同29.1%減の83億8200万円だった。当期損益は同18.5%減の50億2200万円だった。
通期業績見通しは売上げ台数が従来予想を上回るほか、グループあげての収益改善活動の成果も見込まれるため、上方修正した。売上高が同11.0%減の1兆4700億円となり、営業利益が140億円、経常利益が140億円、最終利益が80億円と黒字に転換する見通し。