日本特殊陶業が発表した2009年4 - 12月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比7.1%減の48億5500万円と減益だった。
売上高は同26.8%減の1774億4900万円だった。北米、欧州での新車組付市場が予想以上に回復したものの、前半の落ち込みをカバーできなかったため。
経常利益は同41.4%増の48億1400万円となった。当期純利益は19億0600万円と黒字転換した。10 - 12月期が黒字となったため。
通期業績見通しは予想以上の市況の回復と、ICパッケージ事業の改革が想定以上に進捗し、上方修正した。売上高が同16.8%減の2430億円、営業利益が100億円、経常利益が95億円、最終利益が65億円となる見通し。