東洋ゴム工業は25日、日本自動車タイヤ協会が制定し1月から運用を開始した業界自主基準「低燃費タイヤ等の普及促進に関する表示ガイドライン(ラベリング制度)」に基づき、低燃費タイヤから制度の適用を開始すると発表した。
最初に情報提供を開始するのは低燃費タイヤ『ECO WALKER』で、環境配慮タイヤ『PROXES Ne』や『TRANPATH Ne』などの商品にも順次拡大していく方針。
同社ではホームページで運用を開始し、今後実際のタイヤラベルやカタログなどに拡大し、積極的に情報提供していく方針。
ラベリング制度は、一般ユーザーがタイヤの性能についてより理解しやすいようにタイヤの環境性能を表す「ころがり抵抗係数」と安全性能を表す「ウエットグリップ性能」について、レベル毎に等級付けし、共通の尺度で商品を選択できるための制度で、ブリヂストン、ダンロップ、横浜ゴムではすでに実施している。