STマイクロ、モーション検知モジュールを発売…体感型の操作が可能に

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モーション検知モジュール
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STマイクロエレクトロニクスは、3軸加速度センサ(デジタル出力)と2軸ジャイロ・センサ(アナログ出力)を単一パッケージに集積したモーション検知モジュールを発表した。

加速度センサ、ジャイロ・センサをパッケージ・レベルで集積化することで、性能と信頼性の向上、サイズの小型化、コスト低減を実現する。携帯電話、リモコン、パーソナル・ナビゲーション・システム、その他の携帯型機器に高精度なジェスチャやモーション検知の新たな可能性を開拓する。

MEMSモーション・センサは、携帯電話、ポータブル・マルチメディア・プレーヤ、ゲーム機用コンソール、パーソナル・ナビ、リモート入力用機器に直観的なヒューマン・インタフェース機能を付加する。ユーザの手首・腕・手の動きをアプリケーション、メニュー内やメニュー間の移動、ゲーム内のキャラクタの動きなどと結び付けることで体感型の操作を実現する。

このモジュールは、マイナス40 - 85度の広い動作温度範囲で高い安定性と微小な出力ノイズが特徴。同社の低電力モーション検知モジュールは、ユーザが選択可能な加速度検出範囲と、ピッチ軸およびヨー軸に沿った業界で最も幅広い検出角速度を組み合わせた製品。

また、ジャイロ・センサ部は各軸に関して、低速の動きを高精度で検出する4倍に感度を増幅した出力と、高速なジェスチャや動きを検出する出力の2つの独立した出力を同時に提供する。

同製品は、バッテリ駆動の携帯型機器が持つ電力面の制約に対応するため、パワー・ダウン・モードとスリープ・モードも備える。

《レスポンス編集部》

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