岸壁からクルマ転落、3人死亡---ペダルを踏み間違えた可能性

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3日夕方、三重県志摩市内の漁港で軽乗用車が暴走し、岸壁から海に転落するする事故が起きた。クルマには家族4人が乗っていたが、自力で車外へ脱出した18歳の男子高校生を除く3人が溺死している。

三重県警・鳥羽署によると、事故が起きたのは3日の午後4時15分ごろ。志摩市大王町波切付近にある漁港の岸壁から軽乗用車が転落するのを通行人が目撃。警察に届け出た。

クルマには伊勢市内に在住する家族4人が乗車していたが、このうち18歳の男子高校生は自力で車外に脱出。しかし、残る3人は脱出することができず、地元消防に救出されたが、収容先の病院で死亡が確認された。いずれも溺死とみられる。

事故を起こしたクルマは高校生の父親にあたる48歳の男性が運転。前進状態で海に転落していた。調べに対して高校生は「駐車位置を調整している際に突然加速した」などと話しており、警察ではアクセルとブレーキを踏み間違えた可能性が高いとみている。

《石田真一》

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