GM中国新車販売が過去最高、66.9%増…2009年実績

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GMは4日、2009年の中国新車セールスの結果を公表した。総販売台数は過去最高の182万6424台で、前年比66.9%の大幅な伸び。市場シェアも1.3ポイント増の13.4%を獲得した。

GMの中国合弁(乗用車)は、上海GMと、上海通用五菱汽車の2社がある。このうち、上海GMの2009年新車販売は、前年比63.3%増の72万7620台。「ビュイック」ブランドが59.6%増の44万7011台と大きく貢献した。

ビュイックブランドでは、ロワミディアムセダンの『エクセル』が24万1109台を販売し、6年連続で同ブランドのベストセラーに君臨。新型『リーガル』は7万9930台、新型『ラクロス』はデビュー半年で4万3429台を売り上げるなど、高い人気を維持している。

「シボレー」ブランドは、前年比67.1%増の33万2774台をセールス。『ロヴァ』(『アヴェオ』)が11万8935台、昨年4月に投入した『クルーズ』が9万2190台を販売した。

上海通用五菱汽車は、前年比63.9%増の106万1213台をセールス。中国メーカーとして、初めて年間販売台数が100万台を突破した。ベストセラーミニバンの『サンシャイン』が、単一車種としては最多の59万6630台という記録的なセールスを達成する。

商用車では、昨年8月に設立されたばかりのFAW-GMが、4か月で3万4510台を販売と、まずまずのスタートを切った。

GMチャイナのケビン・ワーレー社長は、「過去最高の結果となった2009年以上に、2010年は高い伸びが予測できる」とコメント。米国を抜いて、世界最大の新車市場に躍り出た中国市場への取り組みを、いっそう強化する姿勢を見せている。

《森脇稔》

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