横浜ゴムは、日本政策投資銀行が実施する環境格付融資制度で、「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」という最高ランクの格付評価を得た中でも傑出した環境活動を行った企業に贈られる「特別表彰」を受賞したと発表した。
横浜ゴムは2006年にもタイヤ業界で初めてとなる最高ランク格付の取得と特別表彰を受けている。
環境格付融資制度は、政策投資銀が2004年度から実施している環境格付を導入した融資制度。スクリーニングシステム(格付システム)によって環境経営度を評点化して環境への取り組みが優れた企業を選定し、得点に応じて融資条件を設定する。
環境に対応した企業しか将来的に生き残れないため、企業に環境への取り組みを促すための制度として実施している。
今回横浜ゴムは、中期経営計画「グランドデザイン100(GD100)」に掲げた「トップレベルの環境貢献企業」を目指しグローバル規模で高度な環境マネジメントを展開していることや、エコタイヤのラインアップ充実をはじめ、エコプロダクツの開発に取り組み、「2017年度までにすべての商品を環境貢献商品にする」という具体的目標を掲げていることとその取り組み姿勢などが高く評価された。