日本航空は、2010年度上期(4 - 9月)の国内旅客事業のうち、2009年6月に開港したばかりの富士山静岡空港発着から撤退すると発表した。
同社では、6月に発表した「中期経営計画の基本的な方向性」に基づき、収支改善を確実に実現するため、採算性向上にむけた路線の見直しを徹底的に行ってきた。
この結果、2010年4月1日以降の運航計画で富士山静岡空港発着路線の運休を決定した。同空港からは札幌便(1日1便)と福岡便(1日3便)を運行していた。
同社は2009年度以降の国内旅客事業で、既に発表している運航計画とあわせて20路線を運休する。このうち4地点からは撤退する。
今後も、運航計画の見直しを進め、決定次第発表するという。