スズキの鈴木修会長兼社長は16日の新型『アルト』の発表会見で、2010年の軽自動車の新車需要は「2009年を上回ることはないだろう」との見通しを示した。具体的な規模については言及しなかった。
2009年の軽新車需要は、168万台程度となる見通し。鈴木会長は、「業界では185万台規模との見通しもあったが、私は170万台を割ると予測していた」という経緯を披瀝。
結果的には「ズバリ当たった」と、自らの予測に自信をのぞかせた。2010年の見通しについてもネガティブだが、「経営計画としてはマイナスを前提」に臨む考えを表明した。