【BMW グランツーリスモ 発表】グランツーリスモとしてのインテリア空間

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5シリーズグランツーリスモ
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BMW『5シリーズグランツーリスモ』のインテリアについて、BMWマーケティング・デビジョン、プロダクト・マネジメント、田島崇さんは、「コックピットは内装品の形状、デザイン、配色、選び抜かれた素材、これらが室内の広々とした独特の雰囲気を一層強めています」という。

まずフロントの運転席は、セミコマンドポジションとBMWが呼ぶやや高めのシートポジションとなっている。「人間工学的にも理想的な乗り降りのしやすさ、快適性を実現しています。また、アイポイントが高くなることで運転時の視認性も向上しています」と話す。

「さらに、オプションで設定している電動パノラマサンルーフを装着すると、広い室内をより一層広く見せて、明るく暖かな雰囲気を醸し出してくれます」

そしてリアシートの特徴として2つの使い方を例に挙げた。まずひとつは「このリアシートは、一番後ろに下げると、バックレストを最も倒した状態でも、広々としたフットスペースを確保することが出来、ラグジュアリーセダンのくつろぎを味わうことができます。この場合でも、ラゲッジルームの容量は440リットルと十分ゆとりのある容量を確保しています」。

リアシートは、前後位置スライドは10cm、バックレストの角度は標準設定の3人掛けシートで33度、オプションの2人掛けコンフォートシートで40度調整することができる。

次に「リアシートを立てて前後位置を調整すると、ラゲッジルームに590リットルの容量を確保することができ、この場合でも、フットスペースを犠牲にすることはなく現行『5シリーズセダン』と同じレベルの快適性を実現できます」とする。

リアシートのすべてのバックレストを完全に折り畳むことが出来る。「ラゲッジルーム容量は最大で1700リットルまで広がり、これは『X5』と同レベルです」と、エレガントさやスタイリッシュさだけではなく、グランツーリスモとしての荷室の重要性をも考慮していることを語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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