元マクラーレン代表のロン・デニスがイギリスのモータスポーツ誌が取材する「オートスポート・アウォード」にて功労賞を贈られた。
30年以上にわたりマクラーレンを率いて成功を収めたデニス。ニキ・ラウダ、アラン・プロスト、アイルトン・セナ、ミカ・ハッキネン、そしてルイス・ハミルトンら数多くのワールドチャンピオンを誕生させてきた。
「きちんと統計を取ってみると、1966年以来マクラーレンは4年おきに栄冠を手にしてきた。それだけ多くの時間、多くの勝利を積み上げてきたということ。それはデザインと一流のドライバー、そして素晴らしいマネージメントの結晶だ」と自らの功績を振り返ったデニス。
マクラーレンのスパイ騒動によりチーム代表の座をマーティン・ウィトマーシュに譲った形にはなったが、まだまだ影響力は衰えていないよう。
「私はまだまだマクラーレンの一員だよ。グランプリに関してはマーティンが責任を担っているが、何かあるときは喜んでサポートする。私のキャリアはまだ終わったわけじゃないんだよ」とコメントしている。