7日未明、山口県防府市内の山陽自動車道下り線を走行中の大型トラックに対し、後続の大型トラックが追突する事故が起きた。被追突側のトラックは路外に逸脱したが、後方から押され、トンネル入口の縁を乗り上げ、直立した状態で立ち往生した。
山口県警・高速隊によると、事故が起きたのは7日の午前4時ごろ。防府市富海(N34.3.3.4/E131.38.18.9)付近の山陽自動車道下り線を走行中の大型トラックに対し、後ろから進行してきた別の大型トラックが追突した。
被追突側のトラックは路外に逸脱。前方にあった大平山トンネル入口の縁をなぞるように乗り上げ、最終的に直立。約8mの高さがあるトンネル入口を塞ぐような状態で立ち往生した。この事故で被追突側のトラックを運転していた岡山県備前市内に在住する63歳の男性が打撲などの軽傷。追突側のトラックを運転していた奈良県橿原市内に在住する44歳の男性も軽傷を負っている。
現場は片側2車線の直線区間。警察では追突側のトラックの前方不注視が事故の主因と推測している。