日本精工は3日、ダイレクトドライブモータ(DDモータ)薄型大トルクメガトルクモータPNシリーズに、ブレーキ付き仕様を追加する。製造現場での安全性の向上と効率化を図る。
半導体・液晶・太陽電池・電子部品や自動車部品などの製造装置は、生産効率向上のため、設備の大型化が進んでいる。これらの設備に高精度位置決め用途で使われているDDモータには、電源遮断時の確実な停止や、加工・組立ての際に外力が加わっても位置を保持する機能が求められている。
今回、こうしたニーズに対応するため、薄型大トルクメガトルクモータPNシリーズにブレーキ付き仕様を設定する。
薄型大トルクメガトルクモータブレーキ付きPNシリーズは2010年1月から受注を開始し、2012年度に約2億円以上の売上を目指す。
製品は12月2日 - 12月4日に開催される「セミコン・ジャパン2009」に出展している。