大阪府警の巡査長、11か月間の無免許運転

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大阪府警は2日、運転免許が失効していることを自覚しながら、無免許で公用車両(バイク)を運転していたとして、32歳の巡査長を道路交通法違反容疑で書類送検し、減給10分の1(6か月間)の懲戒処分を実施した。巡査長は同日付で依願退職している。

大阪府警・監察室によると、巡査長は岸和田署・地域課に所属していた昨年12月から今年10月までの間、運転免許が失効していることを自覚しながら、交番配置のバイクを無免許で運転していた疑いがもたれている。

巡査長は今年1月、免許証が失効していたことに気づいたものの、勤務が忙しかったことから更新手続きを怠っていた。10月になって同署内で配置換えが行われた際、上司から免許証の提示を求められ、この段階で無免許が公となった。

調べに対して巡査長は「警官なので免許の提示を求められることはないと思った」などと供述。警察は巡査長を道交法違反容疑で書類送検するとともに、「警察官の自覚に欠ける行為」として、減給の懲戒処分を実施したが、処分が決定された2日付けで依願退職している。

《石田真一》

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