オペル コルサ、2010年モデル発表…全エンジンを改良

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オペルは19日、欧州において『コルサ』の2010年モデルを発表した。2006年5月の現行型デビュー以来、初の改良では、外観よりも中身の進化に重点を置き、全エンジンがパワーを引き上げながら、環境性能を高めている。

ガソリンは最もベーシックな1.0リットル直3(65ps、9.2kgm)が、従来よりも5ps、0.2kgmパワーアップ。環境性能は13%改善し、欧州複合モード燃費20km/リットル、CO2排出量117g/kmを実現する。

他のエンジンも新型オイルポンプ、新開発のカムシャフト、新制御方式のサーモスタッド、シフトアップインジケーターなどを採用。環境性能は1.2リットル直4(85ps、11.7kgm)が19.6km/リットルと119g/km、1.4リットル直4(87ps、13.3kgm)が18.18km/リットルと129g/kmなどとなる。

ディーゼルの最エコユニットが、1.3リットル直4ターボディーゼルの「CDTI」(95ps、19.4kgm)。「エコフレックス」グレードでは、従来よりも27%パワーを引き上げつつ、欧州複合モード燃費27km/リットル、CO2排出量98g/kmとクラストップレベルの環境性能を達成する。

また、全車が前後サスペンション、ステアリング系などを改良。いっそうの快適性とハンドリング性能が追求された。

新しいコルサは2010年1月から、欧州主要国で販売開始。コルサはオペルの全販売台数の約30%を占める量販モデルだけに、オペルは改良を機に、拡販に力を入れる構えだ。

《森脇稔》

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