直線で正面衝突---運転中に何が起きた?

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23日午後、岐阜県高山市内の国道41号を走行中の乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきたワゴン車と正面衝突する事故が起きた。双方のクルマは大破、乗用車側の2人が死亡、ワゴン車側の2人も重傷を負っている。

岐阜県警・高山署によると、事故が起きたのは23日の午後2時55分ごろ。高山市国府町上広瀬(N36.11.47.7/E137.15.22.1)付近の国道41号を走行中の乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきたワゴン車と正面衝突した。

双方のクルマは大破。乗用車を運転していた現場近くに住む75歳の男性と、助手席に同乗していた70歳の女性は全身を強打、近くの病院に収容されたが、まもなく死亡した。ワゴン車を運転していた愛知県扶桑町内に在住する29歳の男性と、助手席に同乗していた女性は足や胸などを骨折する重傷を負っている。

現場は片側1車線で、見通しの良い直線区間。後続車の運転者が突然対向車線へと進入していく乗用車を目撃していた。警察では死亡した男性が運転中に意識を失った可能性もあるとみて、調べを進めている。

《石田真一》

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