脅し取られたバイク、位置情報通報端末で迅速に発見

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茨城県警は22日、茨城県坂東市内で中型バイクを脅し取ったとして、25歳の男ら4人を恐喝容疑で逮捕した。バイクにはGPSを利用した位置情報通報端末が搭載されており、警察はこの情報を元にバイクの位置を特定。隠匿していた場所で男たちを発見したという。

茨城県警・古河署によると、事件が起きたのは21日の午後11時30分ごろ。坂東市猫実(N36.2.7.1/E139.56.1.0)付近の国道354号で、路肩に止めた中型バイク(400CC)を運転者である17歳の男子高校生が点検していたところ、20歳代とみられる4人組の男に取り囲まれ、「ちょっと乗らせてくれよ」などと言い、バイクを脅し取られた。

高校生は家族を通して警察に通報。バイクには警備会社が提供するGPSを利用した位置情報通報端末が搭載されており、この情報からバイクは古河市上大野(N36.12/E139.47)付近で留まっていることが判明した。

警察ではバイクが隠匿されていた民家を特定。盗難から約1時間後にバイクを発見し、居合わせた25歳の男ら4人を恐喝容疑で逮捕している。

逮捕された男らは恐喝の容疑を否認。「バイクはちょっと借りただけ」、「軽い気持ちだった」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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